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【著作権分割譲渡】北田昭一朗の情報【詐欺】

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北田昭一朗(キタダショウイチロウ)は2008年頃に新宿を拠点として活動していた詐欺師です。

多大な被害を出しながらもニュースにもならず、世間から消えてました。

 

人物像

2010年前後の北田昭一朗は中肉中背の体格で、身なりは整っていました。
やさしそうな顔つきで争いごとは望まず、口調も穏やか。
丁寧で礼儀正しく信仰深い性格です。
情け深く、他人との問題にも間にも入り、解決しようと協力する姿勢を見せます。
当時の年齢は40代で、2023年現在は60歳近い年齢と推測されます。

シュメール文化や神話にとても興味があり、その手の話を好みます。
世界経済の仕組みに詳しく、フリーメイソンの話も好みます。

気功師ではありませんが気功を使う事が出来、気功の治療やアドバイスを行う事があります。

 

詐欺の内容

キャッシング詐欺の悲鳴が多く上がっていましたが、北田が最も力を入れたのは
2008年頃の著作権の持分譲渡・利益の配当です。
また、著作権の登録代行も行っていました。

国際パテント貿易株式会社の代表取締役、三浦鉄夫が所有する著作権を分割・販売すると言うものです。
一口の持分は0.002%、100万円での譲渡契約をしていました。

三浦鉄夫の著作権は下記の3つ。

文化庁登録表示番号19024「肖像権取引所」 平成14年登録
文化庁登録表示番号19025「肖像権取引所Ⅱ」平成14年登録
文化庁登録表示番号30938「ニューヨーク肖像権取引所」平成17年登録

こちらは文化庁にて実際に登録されているものであり、検索も可能です。

 

顔認証システムの著作権があるので、これからの時代
顔認証システムが普及すれば莫大な利益が手に入る。
2009年には1人の口座に1億は入ってくる。
でもこのお金は独り占めせず、皆の為に、世間の為に使って欲しい。
その様なやさしい人と契約したい。

身なりをしっかりと整え、高級ホテルで待ち合わせして理想を語るタイプです。
騙されたと気付くまでは信者が出来てしまうような、宗教タイプの詐欺でもあります。

また、100万円を販売すると25%を受け取る事ができるという
マルチ商法的な販売方法を使い、購入者や信者にも販売させていました。

 

2009年を過ぎると大きなお金が動くというが、まだタイミングではないなどと言う
苦しい言い訳を続け、返金の期日は守らず。
同様の詐欺を続けながら、危険そうな人には少しずつ返金しながら逃亡を計ります。

2011年になると、周囲はほぼ敵だらけになり、借金に追われて行きます。
公正証書を作って信用を回復させながら、時間を稼いで逃げ続けます。
販売者、信者、協力者は敵となり、北田を追いかけて行きますが、
2013年4月には携帯も解約し、完全に連絡が取れなくなります。

被害の相談も増え始め、被害相談を受けた板倉行政書士のサイトにも詳細が載っています。

板倉行政書士による事件概要はこちら。

 

北田との関連人物

三浦鉄夫(ミウラテツオ)
著作権の主であり、国際パテント貿易(株)の代表取締役。
詐欺実行犯は主に取締役の北田昭一朗であり、三浦本人が人前に姿を現すことはない。
北田の紹介で腹心は会った事があるという。

穂刈正孝(ホカリマサタカ)
2023年現在は40代前後と推測。
新潟県出身。歌舞伎町でホストを経験し、夜の世界に人脈を伸ばす。
気さくで他人と同調するタイプだが、金に目が無く裏切るタイプ。
裏切った相手でも金儲けの話を持ち掛け、再度利用しようとする。
早めに北田との関係に見切りをつけ、独自の金策グループを築き上げている。
詐欺には関与するが、不利益や面倒事は避けるタイプ。
北田との間に上下関係は無く、フィフティーフィフティーの協力者。
互いに利用していたと思われる。

連悟智(ムラジサトシ)
2023年現在は40代半ばと推測。
過去にIJ(アイジェー)という名で音楽活動を行っていた。
借金から逃げるために名を変更したという逸話がある。

若い頃はサラリーマンもやっていた事があり、ネットワーク技術部に所属していた経歴がある。
2010年頃は神奈川県川崎市の高津区に住んでいたが、現在は不明。
気さくで相手を持ち上げる事が出来るタイプで優しい感じ。
愛嬌はとても良く、人懐こい性格。綺麗事も良く言います。
しかしそれは自分に都合の良い立場や環境を築くための演技であり、完全に自己中心的。
どんなに仲が良くなっても、金が絡むと躊躇なく裏切ります。
友人の金を30万奪い、相手を煽るほど。
良心の欠片も無く、他人を利用しようとしか考えておりません。

北田の詐欺をネタにし、個人で勝手に情報商材を作成。ヤフオクで販売して利益を中抜きしようと画策していた。
詐欺に関する悪知恵は働くタイプで、詐欺系情報商材も多数作成し、アフィリエイトを行っていた。

周囲の人間と金銭トラブルが絶えず、北田詐欺グループの中でも最終的には孤立。
警察からの事情聴取の際は北田を切り離し、自分は被害者だと主張。
最初から誰一人として信用せず、自分だけ良ければよいタイプ。

連悟智の逮捕情報は無いので、今後も金に絡むグループを足場にしたり、自らが詐欺を行って生きる可能性は極めて高い。

加持(カジ)
北田とは少し離れた場所で活動し、勝手な契約を繰り返し北田を悩ませる。
しかし販売数は群を抜いており、最初は北田の信頼も厚かった。

 

北田昭一朗の逮捕

2016年10月頃、逃亡先の徳島にて、加持と共に詐欺の疑いで逮捕されています。

連悟智も詐欺師ですが、警察の情報収集に協力。
連悟智は北田を完全に切捨て、むしろ被害者を装っています。

詐欺罪は10年以下の懲役であり、罰金刑は科されません。
2023年現在、既に出所している可能性があります。
多くの被害者が泣き寝入りしたこの事件ですが、世間的にはニュースにもならず、被害者以外には無名の事件です。
計画的な犯行で多大な被害を出した彼が、数年の懲役で真っ当な人間になるはずがありません。
逮捕されたのは北田と加持であり、詐欺に加担した他の人物は逮捕情報はありません。
もっとも、数年後に別の悪事で逮捕される可能性はありますが…。

今後、北田昭一朗や、北田の元腹心たちと関わる人達は十分に警戒してください。

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