詐欺 闇金情報

緊急事態宣言における10万円給付金詐欺やヤミ金に注意

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2020年4月7日、新型コロナウイルスの感染拡大防止の為、緊急事態宣言が発令されました。

2020年5月4日、緊急事態宣言の解除が5月31日まで延長され、経済的に厳しい状況が続きます。

この様な世間の関心や混乱が集中する事態においては、必ず詐欺が発生します。

 

新型コロナウィルスに関連した詐欺に注意

2020年4月17日、収入が減少した条件を満たす世帯30万円の現金給付から

全国民一律で一人当たり10万円の給付決定に変更されました。

もう既に、電話やメールにて10万円給付金詐欺が発生しています。

2020年4月20日現在、申請受付期間などの具体的な制度設計は調整中です。

つまり現段階ではまだ10万円は給付されません。

 

市町村の職員を装った電話やメールにおいて、10万円給付の案内は100%詐欺ですので注意して下さい。

警察や市区町村の職員、金融機関の関係者が暗証番号を聞く事は絶対にありません。

少しでも怪しいと思ったら、身近な人や警察に相談して下さい。

【詐欺事例】

・10万円給付金の申請代行をするので手数料をよこせという、よくある詐欺事例

・市役所や銀行の職員が給付金やコロナの陽性検査について、電話で個人情報を聞き出す事例

・厚生労働省や役所の職員等を装い、「費用を肩代わりするので検査を受けるように」などと言い、個人情報を聞き出そうとする事例

・頼んでもいない見知らぬ業者から「新型コロナウイルス感染防止の為、行政からの委託で消毒に回っている」、「新型コロナウイルス感染防止の資料を持参する」などという電話で個人情報を聞き出そうとする事例

・行政の職員を名乗る人物からの電話にて、マスクと検査キットを送るので個人情報を聞かれる

・新型コロナウイルス流行拡大の影響で、金の相場が上がるという詐欺勧誘の事例

・身に覚えのない【マスクの注文承りました】というURL付きのメール、LINEやマスクの郵送

・市役所のコロナ対策室などと職員を装い、助成金を配るという名目でキャッシュカードの番号や銀行口座番号を聞き出す事例

・水道局を名乗る人物から、水道管に新型コロナウイルスがついているので除去する必要があると言われ、家に入ろうとする事例

 

闇金の活動が活発

収入が途絶えた今、闇金の活動が活発になっています。

このような状態だからと言っても、闇金は返済を待ってくれません。

闇金は銀行が休みである土日祝日や、盆暮れ正月は休む傾向にありますが

緊急事態宣言が発令されても銀行は営業をしています。

つまり、闇金は休みではありません。

休業中で会社に嫌がらせの電話が行かないから安心し、闇金を舐めてはいけません。

闇金の電話を無視していると、闇金を怒らせるだけであり

どんな嫌がらせや報復が待っているかわかりません。

 

また、緊急事態宣言に伴う収入減により、闇金の需要が高まります。

緊急経済対策における、実質無利子・無担保の融資を利用した詐欺も考えられます。

闇金からは絶対にお金を借りず、甘い話に騙されてはいけません。

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